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農業:ベトナム、ラムドン省の農業分野に潜在力が高い


15052502タイグエン(Tay Nguyen)地域に位置づけ、経済面でにぎやかな南部エリアに接するため、ラムドン省は投資の誘致、特に外国からの投資誘致に強みがある。タイグエン地域に属する各省と比べてラムドン省はFDIを誘致している第一位の省である。

気候がよいことや土地などのメリットを土台として、ラムドン省はハイテク適用農業の投資誘致を促進している。

計画投資局副局長、Phan Van Dungによると、ラムドン省の農林業は加工産業と共に、発展する潜在力が高いという。気候が良いこととともに、ラムドン省の土地も工業産業の原材料として使用される樹木(お茶、コーヒー、山桑など)、野菜、果物(温帯の野菜や果物も含む)、そして、生産事業によって地域を専門的に仕分けることは以前から実施されてきた。そのため、これらはラムドン省の強みとして、農業や農産物の加工工業に海外直接投資(FDI)プロジェクトを誘致するためのものである。

現在まで、ラムドン省の有効プロジェクトは106件、投資総額は4.82億ドルである。ところが、これらのFDIプロジェクトは規模が小さいプロジェクトであり、農業分野や農産物の産業分野に集中的に投資し、約61.3%(プロジェクト65件)を占め、最初の投資総額は2.27億ドルである。工業分野は約16.9%(プロジェクト18件)を占め、投資総額は0.98億ドルである。商業およびサービス分野は約21.8%(プロジェクト23件)を占め、投資総額は1.55億ドルである。

Phan Van Dung氏によると、FDI企業がラムドン省に進出し、プロジェクトを立てて実施することで、同省の労働者の意識や能力を高めることに貢献する。労働者の管理能力や一般の技能を高めてきた。これも、FDI企業を誘致するためのラムドン省のひとつのメリットと見られているという。

FDIの誘致促進を実施するために、同省は投資環境を改善し、行政手続を簡素化し、中小企業への発展・補助政策を作成している。そして、国内および海外企業に都合のよい条件を作り出すとPhan Van Dung氏は述べていた。

(fia.mpi.gov.vn 2015年5月22日)

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