女性の法的理解を高めて、法支援へのアクセスを容易にするためのワークショップが、ハノイで12月7日に開催された。
そのイベントは、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントのための国連機関(UN Women)よって開催された。
ベトナムのUN Women代表の石川祥子氏は、開会式の挨拶で法的共助法の改正はベトナム人女性の法的支援サービスへのアクセスを高めると述べた。
法務省の法律支援局長グエン・ティ・ミン(Nguyen Thi Minh)氏は、2013年憲法は、特に家庭内暴力や人身売買の被害者に対して、法的支援へのアクセスに関する女性の権利を確保していると述べた。
関連機関は、家庭内暴力や人身売買の被害を受けた女性と子供のための法的支援を提供するために、多くの計画を実施していくと、ミン氏は述べた。
しかし、その分野の法的枠組みを改訂する必要があるとも、付け加えた。
事務局のチャン・グエン・トゥ(Tran Nguyen Tu)氏は現在の枠組みの欠点を強調した。家庭内暴力を受けている女性のなかの権利の意識の低さや法的支援スタッフの能力のいたらなさがあったと、トゥ氏は述べた。
一方で、ハノイ法科大学のダオ・レ・トゥ(Dao Le Thu)氏は、貧困世帯や性差別を受ける女性も含めて、法的支援の受益者の範囲を拡大する必要性を強調した。
彼女はまた、スタッフの研修費にあてるためにさまざまなところから資金を集めることを提案した。
参加者は、ベトナムは法的支援に関して国際基準を適用し、その部門の国際的なプロジェクトから学ぶべきであると強調した。
http://en.vietnamplus.vn/workshop-enhances-womens-legal-understanding-access/85847.vnp (151208)
