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アメリカ利上げ決定とベトナム証券市場への影響

12月21日のベトナム企業の株式取引状況では、外国人投資家が優良株の資産を売りに出した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定が先週行われ、利益減少を恐れたためである。

 ホーチミン証券取引所のベンチマークであるVn Indexは0.2%下落し、566.90ポイントとなった。一方で、ハノイ証券取引所のHNX Indexは0.6 %し、78.72ポイントとなった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が先週、利上げ決定をしたことを受け、投資家は株式を売り始め、それによりドル高ドン安の圧力が強まった。また、外国人投資家の投資対象地域としての魅力的であり続けるように、より一層の通貨価値引き下げをベトナム中央銀行に求めるものである。

 昨日時点での公式の市場相場は地方商業銀行で1ドル当たり22,547 VNDであり、非公式の市場相場は22,750 VNDである。

 外国人投資家はビナミルク(VNM)、ペトロベトナムガス(GAS)、マサングループ、ベトナム投資開発銀行(BIDV)などの有料株式を売りに出している。

 連邦公開市場委員会(FOMC)の閉会直後、ビナミルク(VNM)は2.3%下落し、ペトロベトナムガス(GAS)は2.4%下落、 マサングループ(MSN)は4.2%下落、ベトナム投資開発銀行は(BIDV) 2.8%下落した。

 他方で、証券市場では不動産株式が投資家の注目を引き付け、不動産株式の指標は2.3%上昇した。

 二つの大手デベロッパーであるヴィングループJSC(VIC)、FLCグループ(FLC)は3.8 %上昇し、キンバックシティー(KBC) は 4.9 %上昇、タンタト不動産株式会社JSC (ITA)は1.8%上昇した。

 優良株式であるバオべトグループ(BVH)とベトコンバンク(VCB)もさらなる下落を食い止めた。BVH は3%、VCBは3.2%上昇した。

 その二つの証券取引所は先週の日次取引額と比べて15.5%低い、2.5兆VND (1億1,150万USD)にあたる1億6,800万株を扱った。

http://en.vietnamplus.vn/blue-chips-suffer-from-us-fears/86554.vnp

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