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米国TPP不参加、ベトナムの反応は

米国大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏は、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)から距離を置くべきだと考えている唯一の人間であるわけではない。ベトナムも同じなのだ。

11月に行われた第4回国会ではアジア太平洋貿易協定(APTA)を批准しない意思が発表された。

「ベトナムはTPPに参加するための準備を進めてきた。しかし、アメリカが合意を延期したことに見られるように、ベトナムにとって批准に値する十分な条件は成立していない」と、グエン・スアン・フック(Nguyen Xuan Phuc)首相は語る。

この最も革新的な途上国と先進国とを結ぶ自由貿易協定は、5年間以上もの調整期間を経て2017年2月に公式に合意されることになっていた。

批准のために各国が2年を要した2,000ページにも及ぶこの協定には、高い労働基準や知的財産権、環境規制などの規定も含まれている。12カ国の全ての国が、近く批准を遂げる予定だ。

米国に次いで協定内第2位の経済規模を持つ日本は、今月中にも批准に至ると考えられている。

安倍晋三首相は11月17日にニューヨークでトランプ氏と会談するにあたり、TPPについても議論がされるのではないかと思われる。

しかしながら、米国の大統領選以降、この中国を含まない協定の雲行きは怪しくなっている。

ペルーで開かれるアジア太平洋経済協力会議に先立って、オーストラリア貿易相のスティーブ・シオボ氏が国営メディアに語ったことから示唆されるように、いくつかの国は中国主導の地域貿易協定に関心を示している。

日付:2016年11月17日 (http://tuoitre.vn/tin/kinh-te/20161115/doanh-thu-giam-petrolimex-van-lai-2329-ti-dong-tu-xang-dau/1219459.html)

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