ハノイ‐証券取引委員会は、今年4月から非上場企業の株式について信用取引を行うことを認める新たな規制を刊行した。この取り決めは、既存の信用取引の保護に関する規制に取って代わることになる。
信用取引においては、投資家は通常では購入できない額の株を買うことが出来る。
新しい取り決めの下では、非上場企業の株式も信用取引における売買の対象と成り得る。古い規制では、非上場企業の保護のためとして、信用取引を認めていなかった。
これは、非上場企業株として登録されていた80の株式について、条件を満たすことによって信用取引における売買が可能になる、ということを示す。しかしながら、それには非上場企業を管理・運営するハノイ株式取引所の認可が必要となる。
新しい取り決めでは、有価証券の登録に認可が下りる少なくとも6か月前までに生命を出すことで、取引対象として登録される投資資金や株式を含む有価証券を、信用取引に用いることが出来るようになると規定する。
昨年9月時点での草案によると、総登録期間が3か月に及ぶ証券は、信用取引への適格性を認められる。この期間は、新たに登録される取引の急激な成長に合わせた適度なものだと考えられている。
新規制の下では、監査人によって情報公開、税務規制、財政報告等に関する問題が指摘される場合には、信用取引への適格を認められない。また、証券取引委員会では企業に対し、信用取引有価証券の適格を達成するための財務公開を行う期限を設けている。
収益率は市場価値における信用取引量資産の総計に等しくなる。
投資家が手付として支払う購入価格の1部である最初の信用価格は、企業によって決められるが、少なくとも購入価格の50%でなければならないとされる。続く信用価格は、少なくとも最低価格の30%を維持しなければならない。
信用取引にかかる財務規制についての他の規制では、仲介企業をそのままにとどめることなどが規定される。
新しい規制は、2017年4月1日発行予定だ。
日付: 2017年2月7日(http://vietnamnews.vn/economy/350630/new-regulations-issued-on-securities-margin-trading.html)