企業リサーチ会社のテッククランチ(TechCrunch)は、インドネシアの配車サービス会社ゴージェックがゴーベトという名前でベトナムに進出する予定であり、さらに、タイにもゲット(Get)という名前で進出する予定であると配信した。
東南アジア市場において、ゴージェックの次の進出予定地がフィリピンであり、2018年12月までに進出する予定である。
インドネシアのゴージェック本社とベトナム支社が協力して、経営陣にベトナム人を配属し、独立した事業として営業をする。
したがって、ゴージェックは各国の市場においてサービスを展開できるようになる。ただし、利用者が国外へ移動する場合は、それぞれの国でアプリをダウロードする必要がある。
テッククランチによると、ベトナムのゴーベト代表はグエン・ヴー・ドゥック(Nguyen Vu Duc)氏で、タイのゲット代表はPinya Nittayakasetwa氏である。
ゴージェックは、バイクと乗用車のサービスを開始し、インドネシアで成功したサービスを次々と展開する計画である。
一方、シンガポール市場におけるゴージェックは、バイクタクシー市場に本格参入できておらず、現在、コムフォー・デル・グロ(Comfort Del Gro)社と業務提携を進めている。コムフォー・デル・グロ社はシンガポールの最大タクシーサービスであり、以前はUberと契約していた。
去る5月、ゴージェックは5億USD(約555憶円)の資本金で、東南アジアの4つ市場に進出する計画を発表した。
ゴージェックは2010年からスタートしたインドネシアの配車アプリであり、90万人の運転手パートナーを持つ最も成長しているアプリである。
ゴージェックは配車アプリだけではなく、デリバリー、買い物代行(Go Market)、ハウスキーピング、オンライン決済など様々なサービスがある。
2018年初頭、Google、JD.com、KKR、Warburg Pincus、Tencentなどの外資系大手からの資金援助が計画され、その後ゴージェックグループの企業価値は50億USDまで上がった。
ゴージェックは他の国々に進出する前から、すでにグラブに近い評価がなされている。
日付:2018年7月20日 (https://news.zing.vn/go-jek-ra-mat-tai-viet-nam-voi-ten-goi-go-viet-post854798.html)