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【AGS法務部ニュース】最新法令のアップデート: 飛行機燃料に対する環境保護税の減額に関する議決No.979/2020/UBTVQH14

 2020年7月27日、国会常任委員会は環境保護税表を規定する国会常務委員会の議決No.579/2018/UBTVQH14の一部を改正する議決No.979/2020/UBTVQH14(「議決979」)を公布し、同年8月1日より施行されています。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により特に困難な状況に陥り、倒産の危機に瀕する航空会社への支援を目的としています。

 環境保護税とは環境に悪影響を与える可能性のある製品および商品に対して賦課される間接税と定義され(環境保護税法No.57/2010/QH12第2条1項)、石油、石炭、利用制限されている除草剤・農薬等が課税対象となっています。同法では各課税対象製品に対する税率の上限および下限の幅が規定されており、現行の具体的な税率は2018年9月26日付の国会常任委員会発行の議決No.579/2018/UBTVQH14により定められています。

 本レターに関連する部分のみ抜粋すると、以下の通りです。


課税対象品

単位

従量税率 (ベトナムドン/単位)

石油

ガソリン(エタノールを除く)

リットル

4,000

飛行機の燃料

リットル

3,000

 今回の議決979によって、飛行機の燃料に対する環境保護税が3,000VND/リットルから30%引き下げられ、2,100VND/リットルとなります。この飛行機の燃料に対する環境保護税は2020年8月1日から同年12月31日までの5ヶ月間適用されます。2021年1月1日以降は、現行と同じく3,000VND/リットルに戻ることになっています。

以上

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