世界経済フォーラム(WEF)は、148ヶ国の2013-2014年グローバル競争能力報告書を公開した。結果として去年と比べ、ベトナムは70位となり、5位前進した。
ベトナムの順位上昇には、マクロ経済環境の改善、インフレのコントロール、交通及びエネルギーシステムが改善されたことが要因である。ベトナムの順位を上げた他の基準としては、貿易障壁及び企業に対する所得税が引き下げられたため、商品市場の効率が高まったのだ。
しかしながら、科学技術、経済改善、金融市場開発、労働市場効率化という面では、ベトナムの評価は未だ低いとされた。
概していえば、ベトナム経済の魅力が高まってきている。これは、FDI資本の流れが積極的であることによって反映されている。8月までの、新規及び追加資本は、去年の今頃と比べ、19.5%増加、実行資本は3,8%増加した。
「日越商業交流の繋がり」プログラムの会見で、日経企業協会の代表は、ベトナム部品工業には落胆したが、日経企業はベトナムへの投資を続ける約束をすると述べた。ここでのポイントは、ベトナムが改善するべきであるのだ。
WEFの報告書は、民間企業の意見に基づいている(データの70%を占める);残りのデータは、各国のデータに基づいている。トップ5の国は、スイス、シンガポール、フィンランド、ドイツ及びアメリカ。アジアにおいて、日本を除けば、マレーシアは最も高い24位に位置している。