謹賀新年。
ベトナムでは西洋歴の年末年始を感じることが少ないですが、2015年も関係者のみなさまが快活であることを祈念しております。
2015年年初にあたり幾つかコメントさせて頂きます。
アセアンと日本
アセアンとの関係はますます日本にとっても大事な関係になってきます。アセアン関税協定、TPPも大事な動向になってきます。アセアンをハブとして、マーケットとして、どう活用していくのかということになります。
多くの日本企業にチャンスがあります。
海外展開
日本国内では少子高齢化が叫ばれて久しいですが、抜本的な取り組みはされてないように思われます。人口減少に伴う人口オーナスが発生している日本と人口ボーナスが発生しているベトナム。
日本から見れば、ますますベトナム等の海外展開は熱い熱を帯びてくると思われます。第二の故郷とベトナムを呼べるような日本人ビジネスパーソンが増えるよう尽力していきたいと思います。
日本人にとって、日本企業にとって、より良い海外展開とは何かという本質がより求められていきます。
独りでもできる海外進出・海外起業 × 海外ビジネスの成功ポイントということを更に煮詰めていきたいと思います。
ベトナムの潜在成長力
ベトナムでは、良い意味でも悪い意味でも、潜在成長力があると言われています(笑い)。ポテンシャルはあるのですが、何でもポテンシャルがあるのではなく、それをどう引き出すのか、いつが良いのかという前提条件の具備にますます注目すべきであると思います。どうやってより良い仮説を見つけるか、そしてどうやってそれに取り組むかです(適切なタイミングで取り組み、早い方が良いのはもちろんです)。これからの10年はベトナム市場が注目されることは議論を待ちません。そのセグメント特定であったり、攻め方ということにより注目が集まってきます。つまり潜在成長力を具現化するには、それを引き出す触媒であったり、引き出す日本企業側次第という面もあるわけです。AGSグループ代表
石川 幸