AGS設立部でインターンをしている笹川です。
日本のFIFAランクが50位から2つ下がり52位になってしまいましたね。
世界に通用するのは女子サッカーだけなのか、なんて暗い気持ちになってはいないでしょうか。
私はあながちそうでもないと思います。
ここベトナムでは、ホーチミン最大級の百貨店であるビンコムセンターやパークソンにはサッカーのコーナーがあり、弊社のスタッフも業務後に時々サッカーをしに行くなど、サッカーは人気のあるスポーツです。
つい先日の6月2日、サッカーの本田圭佑選手が来越してホーチミン10区のトンニャットスタジアムでサッカースクールを開催しました。
50人のベトナム人の小学生と50人の日本人の小学生が参加しました。
日本はサッカーの分野でベトナムにアピールできる存在になっています。
そして、皆さんご存知でしょうか。
実は、今のベトナムのサッカー代表監督は日本人の三浦俊也監督です。
2度のJ1 への昇格を成した経験と英語力を買われ、フル代表とU-22の監督を2014年から2016年までの2年間に渡って契約しています。
この契約は日本サッカー協会からの派遣という形ではなく、ベトナムのベトナムサッカー連盟に雇われる形で契約したというから驚きです。
リオでのオリンピックでの監督も兼任するとのことです。
この現状を見るに、少なくともベトナムでは日本の存在感は大いにあります。
悲観することもないのではないでしょうか。
そんな、三浦俊也監督なのですが、日経新聞の記事(http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85330910W5A400C1US0000/)で興味深い発言をしていました。
「選手は欧州にどんどん出ていっている時代ですよ。サッカーの市場は世界中に広がっているわけで、監督が国内で椅子とりゲームばかりしているのはおかしいじゃないですか」
三浦監督は、ベトナムでの椅子に挑戦し、見事ASEANのワールドカップであるAAFスズキカップ2014でベスト4に導くなど結果を出してきました。
日本人が業績を残したことで、日本のスポーツビジネス業界はベトナム進出に大きな足がかりを得ています。
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