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コーヒーショップ【ミニ調査レポート】2016.2

I. 目的と調査方法:

目的:近年ホーチミン市ではコーヒーショップの数が増加している。今回の調査では、どのようなコーヒーショップが人気であるのかを、形式とサービスの観点から考察していく。

調査方法:インターネット、アンケート、実際観察

II. ホーチミン市で人気のコーヒーショップの形式について:

コーヒーは、コーヒー豆を焙煎し挽いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料である。歴史への登場は酒や茶には遅れるが、世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料である。家庭や飲食店、職場などで飲用され、コーヒーの専門ショップも多数存在する。
 1.コーヒーショップの形式:
ホーチミン市において、ほとんどの人はコーヒーを飲むのが好きなので、そのニーズに合わせてコーヒーショップの形式も多く存在する。最近では、「コーヒーの天国」と称される程、多くのカフェを目にすることができる。以下はホーチミン市で人気が高いコーヒーショップの形式である。

a/Take Away Coffee:

このコーヒーショップは、提供スピードと便利さを売りにしていたがスペースはあまり広くない。しかし、ベトナム人のコーヒーの習慣の変化に伴い、Take Away Coffeeのスペースも徐々に変化している。

Take Away Coffeeの代表店:Passio, Take Coffee, Effoc, Phuc Long, Urban Station….

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b/有名ブランドのカフェ:

外国から輸入された有名ブランドも、ベトナム国内のブランドも大人気である。このようなコーヒーブランドのチェーンは値段が高いが、スペースも広く、信用ができるので客がいつも多い。

大きいブランドカフェにある地域は大体1区、3区などのホーチミン市の中心に位置している。

代表店:Starbucks (アメリカ), Highlands (フィリピン), NYDC (シンガポール), Trung Nguyen (ベトナム), The Coffee Beans & Tea Leaf (アメリカ), the Coffee House (ベトナム), Gloria Jean’s (オーストラリア)…

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c/ 路上カフェ:

路上カフェがベトナムの伝統的な文化である。ベトナム人はコーヒーが大好きで、どこにいてもコーヒーを飲む。街路の風景が見え、オープンスペースとなっている。

値段が安いので路上カフェは、多くの大学生や低収入の月給の人が利用している。また、歩道を散歩するとよく路上カフェを見かけることができる。

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d/ ガーデンカフェ:

ガーデンカフェは広くて涼しくて木が多い所にある(例えば:Go Vap区、Phu Nhuan区、Thu Duc区、2区…)。ガーデンカフェは友達と風景を眺めながら楽しめる、理想の所だといわれている。そのため、ガーデンカフェに行くとストレスが解消できる。

ガデーンカフェの代表店:The City House(Go Vap), The Country House(Go Vap), Café Thuy Truc (Binh Thanh),Love Garden Coffee (Thu Duc),….

http://nhungdieucanbiet.org/p/nhung-dia-diem-quan-cafe-san-vuon-gia-re-tai-tphcm.html

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e/ テーマカフェ:

テーマカフェは、具体的なテーマがあるコーヒーショップである(例えば: 猫カフェ、犬カフェ、本カフェ、錦鯉カフェ…)。若者の趣味に応じて関連のテーマがある。このようなコーヒーショップは最近増加している。

代表店: Hachiko Coffee(犬カフェ)、Oromia Coffee(猫カフェ)、Cucuta Coffee(フクロウカフェ)、FYI Book Café (本カフェ)…

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f/ ボックスカフェ:

スペースが狭い一方で、雰囲気が良くリラックスができるコーヒーショップは、ボックスカフェと呼ばれている( ボックスのようだから)。音楽も穏やかで話したいことがあれば話しやすい雰囲気である。そして、夜になるとアクオスティク・ギターが演奏されることもある。

各店のデザインのスタイルを目的に来店する客も多い。

代表店: Gac Hoa, Vecchio Café, Loft Café, She Café, the 1989…

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 2.場所と対象:
a/場所:

コーヒーショップのスタイルによって場所が違う。大きいブランドのカフェは資本金が高いのでたいていは、ホーチミン市の中心部に位置している。Take Away Coffee も中心地の道路にある。一方で、ボックスカフェとテーマカフェは静かなスペースが要るので多くは、路地の中にある。ガーデンカフェも広大なスペースが要るので大体都市の近郊にある。

b/ 対象:

ホーチミン市でコーヒーをよく飲むのは若者である。そのため、コーヒーショップのスタイルも若者に合わせ、綺麗かつサービスが能動的で早い。

有名ブランドのカフェは場所が良く価格が高いので、客は社会人やサラリーマンなどである。他のコーヒーショップも客の嗜好に合わせてデザインを決める。
 3.サービスについて:
a/値段

ホーチミン市内を歩いていると良く見かけるコーヒーチェーンとして、スターバックス(STARBUCKS COFFEE )、ハイランズコーヒー(HIGHLANDS COFFEE )、コーヒービーンアンドテイーリーフ(THE COFFE BEAN AND TEA LEAF)、NYDC(NEW YORK DESSERT CAFÉ)、フックロン(PHUC LONG)、チュングエンコーヒー(TRUNG NGUYEN COFFEE)、カフェ・テラス(CAFÉ TERRACE)グロリアジャンのコーヒー(GLORIA JEAN’S COFFE)などを調査する。

基本的にブレンドコーヒー、サイズはS-M-Lに当てはめています。
チェーン S M L
スターバックス 80,000ドン 95,000ドン 100,000ドン
ハイランズコーヒー 49,000ドン 59,000ドン 65,000ドン
コーヒービーンアンドテイーリーフ 75,000ドン 85,000ドン 95,000ドン
NYDC 45,000ドン 54,000ドン 85,000ドン
フックロン _ 40,000ドン 52,000ドン
チュングエンコーヒー _ 72,000ドン 94,000ドン
カフェ・テラス _ 70,000ドン 95,000ドン
グロリアジャンのコーヒー 89,000ドン 99,000ドン 105,000ドン


ベトナムコーヒーの基本的なメニュー表記

ベトナム式コーヒー、ベトナムカフェ、またはベトナムカフェオレは、ベトナムの伝統的なコーヒーの淹れ方である。深めに煎った豆を、フランス式のフィルターで抽出し、コンデンスミルクを加えて飲む事が一般的で、濃厚な味わいがある。

そのままでは非常に苦いため、Cà phê sữa (カフェ・スア)と呼ぶミルクコーヒーにする飲み方がある。この際、生乳ではなく、コンデンスミルクを用いる。また後で加えるではなく、あらかじめカップの底が見えなくなる量を入れておき、その上からコーヒーを淹れ、飲む際にスプーンでかき混ぜる、濃厚で甘く、コーヒーキャンデイをなめている時に近い味を覚える。


チェーン アイスコーヒー 練乳入りアイスコーヒー
Phuc Long 36,000ドン(Lサイズ) 39,000ドン(Lサイズ)
Trung Nguyen 46,000ドン 52,000ドン
Highlands Coffee 35,000ドン(Mサイズ) 35,000ドン(Mサイズ)
The Coffee Beans and Tea Leaf _ 60,000ドン
MILANO COFFEE 12,000ドン 15,000ドン
M2C 40,000ドン 50,000ドン
Story M 32,000ドン 38,000ドン
Monkey in Black 27,000ドン 29,000ドン


b/サービスの空間:

カフェ天国のホーチミン!

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コーヒーショップでどこに行ったらいいか迷った時におすすめがある。これはコーヒーチェーンのハイランドコーヒー(HIGHLANDS COFFEE)である。なぜなら、街を歩くとハイランドをすぐに見つけることができるからだ。特に、ホーチミン市の中心部で見つけることができる。

また、練乳入りアイスコーヒー(ベトナム風のコーヒー)もおすすめである。濃厚で美味しいベトナムコーヒーが楽しめる。ひんやり冷たく甘いドリンクで、暑さで疲れた体を癒すこともできる。

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HIGHLANDS COFFEEは現在、ベトナム全国に77店舗を展開している。カフェの雰囲気はベトナムコーヒーの喫茶店というよりも欧米式な喫茶店と言った感じである。

一般的にベトナムではHIGHLANDS COFFEEは高級な喫茶店代理店として知られている。洗練された今風のカフェといった雰囲気を持っている。高級志向のHIGHLANDS COFFEEであるが、実は知る人ぞ知る「お得なメニューが多い喫茶店」という一面を持っている。

例えば練乳入りコーヒーの小サイズは29,000ドン(150円ぐらい)で売られている。この値段は洗練されたカフェチェーンで飲むコーヒーの料金としては破格である。屋台で飲む練乳入りアイスコーヒーの値段は大体12,000ドン(60円)ぐらいなので、それと比べると値段の面はもちろん見劣りするが、当然のことながらHIGHLANDS COFFEE と路上カフェで環境のレベルは大違いである。

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HIGHLANDS COFFEEの椅子は座りやすく、店内にはエアコンが効いている。WIFIも使え、清潔なトイレもあるので、仕事や勉強などをリラックスして行うのは最高の環境である。

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以上のように非常に便利であるということが、HIGHLANDS COFFEEの大きな特徴である。非常に安い料金で居心地の良い空間を提供してくれる。

店舗数がまだ少ないものの、存在感が光るのがPassio Coffeeである。他店よりもリーズナブルな価格設定となっている。現在では、ベトナム全国に20店舗が展開している。Take awayとして代表的なコーヒーショップである。

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Passio Coffeでは、気軽にコーヒーを楽しむことができる、また、街を散歩しながら1杯のカフェを味わう。個人的には、ここはコーヒーも美味しく、スタッフはフレンドリーで、ロケーションも良いと思う。店内は明るい色で飾ってあり、特に緑色がよく用いられている、一方でエアコンが効いていないのは不便なことである。また、おしゃべりする人が多い事や、通りの騒音で気が散って、仕事には向いていないかもしれない。

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III. 参考:

http://news.zing.vn/8-kieu-ca-phe-yeu-thich-cua-nguoi-Sai-Gon-post481378.html

http://nhungdieucanbiet.org/p/nhung-dia-diem-quan-cafe-san-vuon-gia-re-tai-tphcm.html

http://vnmoney.nld.com.vn/vnmoney/thuong-hieu-ca-phe-viet-lon-dan-theo-chuoi-quan-20141009155124608.htm

http://giacaphe.com/553/nguoi-sai-gon-uong-ca-phe/

IV. ホーチミン市若者のコーヒーを飲むスタイルおよび統計:

ホーチミン市若者のコーヒー事情に関して、アンケート結果に基づき具体的な統計をとることができた。調査考察した20歳から35歳の若者44人の統計を考察すると、ホーチミン市で人気なコーヒーのスタイルを読み取れることができる。

調査考察した若者は、会社員が一番多く、54.5%占めた。二番目は学生で、25%占めた。

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人気なコーヒーショップに関する調査において、一番人気だったのは、ブランドカフェとCafé Take Awayである。(二つとも18人で、40.9%占めた)

有名なブランドカフェは外国輸入ブランドため、顧客信用度が高い。Café Take Awayは、提供の早さから忙しい人に、人気がある。

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また、ドリンクはチョコレートや伝統的なコーヒーなど様々な種類に人気が分かれた。一番人気があるのはIced Blended Coffeeである(20人はこれを選んでいる)。

全てのコーヒーショップがこれを提供しているため、人気があると考察できる。

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コーヒーショップと言えば、綺麗な装飾が施してあるロマンチックなスペースが人気である。この結果から最近の若者は、静かなところが好きであると考察できる。

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コーヒーは、コーヒーショップによって価格が異なる。安いものから高いものまで、値段がさまざまで、3万ドン以下から7万5千ドン以上まである。しかし、一番よく払われている値段は3万1千ドンから5万ドンである(66%を占めー半分以上)。以上が、コーヒーの一般的な値段である。

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次は、コーヒーを飲む頻度である。ホーチミン市の人はコーヒーをよく飲み、毎日飲む人と毎週に一回以上飲む人は順に11%と50%占めた(合計で66%占めた)。これは、コーヒーを飲むことが若者の習慣であると考察できる。滅多にしか飲まない人は7%のみだった。

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一緒にコーヒーを飲みに行く対象について、一番多かったのは友達である(41/44人は友達を選んだ)。恋人・仲間は同じ(17人)で、自分だけ(13人)、家族と行く(7人)、パートナー・観客(5人)である。

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次はコーヒーショップに行く目的である。34人は友達と話すことを選び、28人は仕事の後にストレスを発散のためにコーヒーを飲みに行く。それ以外にも、コーヒーショップに行く理由は様々である。

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コーヒーショップをリピートする理由はサービス以外にも、たくさんある。コーヒーショップ業界の競争性が強くなり、顧客を二回以上リピートさせるために試行錯誤をする必要がある。

また、顧客がリピートする一番の理由はコーヒーショップの空間の良さである。次はコーヒーの品質・風味で、コーヒーショップの所在地(探しやすいか、都市のセンターなのか…)とキャンペーンである。

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調査結果によると、ホーチミン市の若者のほとんどはコーヒーをよく飲むことが見える。コーヒーショップの数が非常に多いので、コーヒーの風味以外にドリンクの多様さとサービスと空間が大切になってきた。将来、コーヒーショップが多い都市として旅客をアピールするのができるかもしれない。

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