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ベトナム人の旅行に対する意識【2016.3】

I. 目的と調査方法

目的:ベトナム人の国内旅行と海外旅行の現状を調べる。

調査方法:インターネット、アンケート

II.ベトナム人の旅行する習慣:

2014年のVinaresearch調査によると、10人中2人が旅行をしています。その中で92.6%の人が国内旅行をし、海外旅行した人が7.4%でした。

一番の効果的な紹介チャネルは友達・知り合いで、次にテレビ・新聞・ソーシャルネットワークサービスでの広告です。

旅行の形:

調査によると、友達との旅行が80%で、家族とが57%、同僚とが28%、出張と合わせた旅行が13%。1人で旅行した人は15%と高めでした。

一方で、ハノイの人は家族と旅行する傾向です(ハノイ:74%、ホーチミン市:50%)。ホーチミン市の人は友達と旅行する割合がハノイより上です(ホーチミン市:42%、ハノイ:22%)。

ベトナム人は主に自分で旅行を計画する傾向です。特に友達と一緒に旅行する時にこの割が92%で、家族と旅行する時に割合は下がりますが62%と高めになっています

ベトナム人は旅行会社を通じるより、自分でツアーを企画する方が多いです(90%を含めます)。75%のホーチミン市の人がエコを意識した旅行を選び、ハノイの人には60%が健康のために旅行します。

旅行する季節は、テトや夏休み、週末、自分の記念日などとなっています。ベトナムで長い休みがあまりないので、2~4日間の短い旅行をする傾向です。

ベトナム人にとって値段が一番大切な要素のため、旅行会社が航空会社と取引し、ツアー価格を値下げします。

節約度に関して、ベトナムは世界の中でトップですが、面白いことにベトナム人は旅行や夏休みなどの際には、多くのお金を費やします。

III.国内旅行:

2014年に、
  • 70%以上のベトナム人は、1 ~ 2回国内旅行したことがあります。また、3 – 5回から旅行をした人が27%を占めました。
  • 国内の人気がある旅行先:Vung Tau, Da Nang, Da Lat, Nha Trang, Ha Noi, Ha Long, Ho Chi Minh市, Sapa, Hue, Phan Thiet, Phu Quoc, メコンデルタ, Tay Nguyen, Con Dao.
  • 国内旅行のための旅費は300万ドンから1000万ドンまでです。
  • ViettravelとSaigon Touristは最も選ばれた旅行代理店です。
  • 旅行の一般の輸送手段は車(2%)、バイク(32.7%)飛行機(30.6%)、バス(10%)。
  • ベトナム人のほとんどはツアーより、自分企画する旅行するのが好きです。
(出典: 観光総局)

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観光を管理するベトナム国家管理局の情報によると、毎年国内の観光客数は着実に増加しています。2000年の観光客数は1120万人で、2007年になると1920万人にも上がりました。この図は、2000年には2050万人に達し、2014年に3850万人に増えたことを示しています。また、2015年までに旅行者数は5700万人と急激に増加しました。その理由は、住民の生活の質が高まり、レクリエーションや旅行の需要が急速に増加したためです。

(出典: 統計総局)

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一般的には、国内観光客人当たりの1日の費用は時間をかけて上昇しています。理由としては、ベトナムでの物価が急激に上昇し、消費者の需要も増加しているためです。ルームレンタル、食事や観光料金は、一日の総コストの中で最も高い割合を占めます。ほとんどの旅行者は、医療の多くを費やすことはないので、この支出が高くても2%のみとなっています。

IV.海外旅行:

ベトナム旅行協会(VITA)によると、旅行市場はベトナムの潜在的な市場です。2014年にベトナム人500万人が海外旅行し、60億VNDを費やしています。平均成長率は15~20%/年。VITAの副社長のVu The Binh氏は、「旅行中のお客さんは、一人当たり平均で、300ドル程買物に費やしています。」と述べています。

日本へ旅行する人は50%も増加し、2億ドルを消費しています。また、10万人が医療を目的にシンガポールに行きました。

日本市場では、「ゴールデンルート」(東京-富士山-大坂)が人気があり、近隣エリアもベトナム人観光客増加を望んでいます。

ホーチミン市の観光局によりますと、ベトナム人が海外旅行している理由は航空会社が20% ~ 40%の割引チケットを常に提供していることです。そして、入国手続が簡単であるため、観光客は気軽に海外旅行に行く事ができます。

2015年の国際観光フェアにおいて、国際観光局の代表者に登録されるブースが1/3のブースを占め、去年より多く増えました。

また、ベトナムにある国際観光局のホームページでは、ベトナム語で詳しい案内情報も書いてあります。海外旅行に行く前に、ベトナム語で具体的な案内を受けることができます。

ベトナム人の人気があるツア:

海外旅行のため、よく選ばれる旅行会社はVietravel、Fiditour、Saigontourist、JTB-TNT、Hoa Binh Travel、AsianTrails、Ben Thanh Tourist、Apex Vietnamなど会社を選びます。

ベトナム人に人気がある旅行先は中国(約110万人)、カンボジア(約100万人)、タイ(約85万人)、マレーシア(約30万人)、シンガポール(約30万人)、西ヨーロッパ(20万人)、韓国(14万人)、日本(15万人)です。

(出典:ベトナムの旅行業協会)

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V.ベトナム旅行業界の機会と脅威・弱み:

機会:

ベトナム旅行業では、旅行開発のための機会が多くあります。政治状態の安定性や、経済成長、様々な国と外交しているという点が機会となります。また、旅行の際の天然資源がたくさんあることや、少数民族が54もあること、様々な文化の交流なども大きな機会となっています。

脅威・弱み:

世界市場が動揺している中で、旅行業界の競争力がまだ弱いです。また、旅行者増加によって、天然資源が壊れてしまうこともよくあります。さらに、旅行を行う専門職員が足りないで、質の高いサービスが提供されていません。

VI.将来の開発動向

2020年までのベトナム旅行の開発視点、2030年までのビジョン。

現在の国際的な旅行会社数は1551で、この数は、近い将来に急速に成長すると予想される。
  • 経済と社会の発展のため、旅行は一流のセクターを養い、GDPに高い割合を占めることが期待されています。
  • 旅行がプロフェッショナル的、現代的、核心のある方向に開発されていくことで、イメージと競争力を確保し、サービスの質も開発していきます。
  • 国内旅行も海外旅行も同時に開発することで(特に外国からベトナムへの旅)、海外旅行者数の増加を目指していきます。
  • 国の文化的な価値を振興だけではなく、景観、環境、セキュリティ、社会の秩序を守ることを目指します
  • 旅行開発のため、両方のローカルと外国でのリソースを使い、文化的な長所と自然な景観を合わせた財産を増やしていきます。

参考:

http://bizlive.vn/song/slide-moi-nam-nguoi-viet-chi-bao-nhieu-tien-cho-du-lich-846699.html

http://vietnamtourism.gov.vn/index.php/cat/99

http://savemoney.vn/du-lich/thoi-quen-du-lich-cua-nguoi-viet/

http://dulich.tuoitre.vn/tin/20150329/du-khach-viet-duoc-san-don/726848.html

http://nld.com.vn/kinh-te/khach-viet-nuom-nuop-ra-nuoc-ngoai-2015121222081383.htm

http://www.baomoi.com/Hon-5-trieu-luot-nguoi-Viet-Nam-di-du-lich-nuoc-ngoai/c/16320784.epi

VII. 旅行調査アンケートレポート

対象:ベトナム人

年齢:15~31歳以上(15~20:13.3%、21~30:80%、31以上:6.7%)

性別:男性(36.7%)、女性(63.3%)

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調査の対象の中で、一番多いのは学生(40%)と会社員(36.7%)で、一番少ない対象はアルバイトをしている人です(3.3%)。

対象の人々は主に国内で旅行したことがあります(56.7%)、残りの海外も国内も旅行した人の割が43.3%です。

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ほとんどのターゲットの人はよく家族と旅行(63.3%)、他の33.3%タゲットは友達の方と一緒に行くことを好みます。また、唯一の少数の人は、会社と旅行します。

2016-07-25_133159 このターゲットの中で、500万ドン以下ンの月収を受ける人は50%以上占めます。500万~800万ドン以下のが30%で、800万ドン~1500万ドン以下の割が約13%です。最も少ないパーセントを占めるのは1500万ドン以上の月収を受ける人です。

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その他 6.7%
新聞・雑誌 6.7%
テレビコマーシャル 0
インターネット 83.3%
友達・知り合い 53.3%


旅行情報を調べるソースにとして、インターネットは最も人気があるソースです(53.3%)。次は友達や知り合いからのソースです(83.8%)。

国内の人気がある観光先はハノイ、ダラット、ニャチャン、ホイアン、ブンタウ、ロンハイ、ファンラング、ファンティエット、ダナン、ムイネー、プー円、フーコック、ホーチミン、フエなどのところです。外国の人気がある観光先は日本、カンボジア、中国、タイ、イタリア、マレーシア、シンガポール、スイス、オランダなどの国です。

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観光スポトが多い 43.3%
よく紹介される 33.3%
旅費が低い 20%
良いサービス 30%
親切な地元民 30%
色々なユニークな文化 50%
その他 16.7%


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観光スポトが多い 76.9%
よく紹介される 30.8%
旅費が低い 15.4%
良いサービス 53.8%
親切な地元民 15.4%
色々なユニークな文化 84.6%
その他 7.7%


国内旅行の場合にあるところが好きの理由は色々なユニークな文化があるという理由が過半数を占めます。外国旅行の場合も同じです。



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国内旅行の場合に83.3%が自分でつくる旅を楽しみ、残りの16.7%はツアーを通じ旅行します。外国の旅にも自分でつくる旅を楽しんだ方が多いです(76.9%)。

国内旅行の時に旅行会社のSaigon Tourist社を選ぶ人の方が多いです(56.3%)。外国旅行の場合もSaigon Tourist社を選んだ人が過半数を占めます。

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国内旅行には、旅行者の大半が300万~700万以下ドン費やし、35%ぐらいのは300万ドン以下だけ費やします。唯一の少数の人々は旅行中に700万~1000万ドン以上を支払います。

国内旅行のための旅費と比べ、海外旅行のやめの旅費の方がより高いです。なぜなら、普通は外国の物価はベトナムより高いことがあります。約70%のターゲットは海外旅行中に1000万~2000万ドン以上を費やすと答えました。7.7%の答弁者だけは500万~700万以下ぐらい払います。

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国内 海外
飛行機
バス

電車
バイク
36.7%
53.3%
43.3%
13.3%
26.7%
3.3%
93.3%
23.1%
0%
0%
0%
0%


バス(53.3%)と車(43.3%)は、国内旅行の交通ため最も選ばれた乗り物であります。最近、ベトナム経済の発展のため、飛行機で国内旅行するの人数は前より増加しました(36.7%)。他の車両を使う人は40%ぐらい占めます。国内旅行と違い、遠い所へ行ったら飛行機は最良の選択であります。また、ベトナムの近隣諸国への旅行にバスはよく乗られます。

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半分の人数は、通常に祝日に国内旅行し、23.3%のターゲットは夏休みに行きます。海外旅行には遠い場所へ行くため、祝日や夏休み等のような長い休日の時点の方がよく選ばれます。他の旅行時点は出張や暇な時間です。

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国内旅行には、30%のターゲットの人々は3日以下で旅行する事と答えました。半分以上が3~5日間で旅行します。また、残りは5日~1週間ぐらい旅行します。

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海外旅行した答弁者によると、一週間で行く人数が最も多く、23.1%のは1~2週間以下ぐらいです。二週間以上で旅行する人もいますが、人数が少ないことです(2~4週間と4週間からを合わせて、15.4%です)。

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