ODA(Official Development Assistance；政府開発援助)特恵ローン国家指示事務所の報告によると、2014年にODA資金および特恵ローンを融資した額は約56億ドル(有償資金協力ODAは約52.5億ドル、無償資金協力ODAは約3.5億ドル)に達し、2013年と比べて9％増加した。
一般の評価によると、2014年の融資実施金額はかなり改善されている。高い金額で融資し続けている規模の大きなスポンサーは日本(JICA)17.73億ドル、世界銀行(WB)13.86億ドル、アジア開発銀行(ADB)10.58億ドルである。
そして、高い融資金額に貢献している規模の大きい投資プロジェクトはノイバイ空港-第2旅客ターミナルビル建設プロジェクト；メコンデルタ交通インフラプロジェクト；ホン川平野P4Rの清水供給・衛生の農村環境供給プロジェクト；オモン第2火力発電所およびメコンデルタ送変電網建設プロジェクトなどである。
Hoang Trung Hai副首相によると、資金を誘致することはだんだん厳しくなっている。そのため、2015年の第一ミッションは融資実施能力を高め、スポンサーと確約した融資金額を効果的に利用すること。現在、融資されていないODA資金協力はまだ多く、約210億ドルである。そのため、融資実施状況を改善しない場合、ベトナムは何億ドルの機会コストが損失されると副首相は述べていた。
(baodautu.vn2015年2月3日)
