2014年、ベトナムへの海外投資額は202.3億ドルに達成した。そのうち、様々な大型プロジェクトは工業団地内や経済特区内に投資されていることから、海外投資家にとってベトナムの工業団地や経済区は魅力的があると見える。
1.サムスン・タイグエン・ハイテクコンプレックス第2期プロジェクト(サムスン・エレクトロニクスベトナムタイグエン・韓国有限会社):2014年11月に投資ライセンスを供与され、登録資本額は30億ドルである。このプロジェクトはタイグエン省、イェンビンI工業団地に投資され、30,000人の雇用を創出している。
2.「サムスン家電コンプレックス」プロジェクト(Samsung Asia Pte.Ltd-Singapore):2014年10月に投資ライセンスを供与され、投資資本は14億ドルである。このプロジェクトはホーチミン市ハイテク工業団地における70 haの面積に建設され、ハイテク家庭用の電子商品・設備を生産・発展・研究する目的がある。予定では、このプロジェクトは2015年1月に着工され、2016年第2四半期に稼動させる。
3.サムスンディスプレーバクニン工場プロジェクト(サムスンディスプレー有限会社):2014年7月に投資ライセンスを供与され、投資資本額は10億ドルである。このプロジェクトはバクニン省イェンフォン工業団地に建設され、解像度の高い商品および1年あたり4,800万アイテムの生産規模に向け、研究開発活動を実施している。
4.Texhong Hai Ha工業団地区におけるアパレル生産プロジェクト(科学技術Texhong Ngan Ha有限会社):2014年9月に投資ライセンスを供与され、登録資本額は3億ドルである。このプロジェクトは3つの期間に分断され、予定では2018年1月、正式に生産し始める。
5.ハイフォン国際港における工業団地のインフラを建設するプロジェクト(ディンブー工業団地株式会社):2014年10月に投資ライセンスを供与され、投資資本額は2.59億ドルである。このプロジェクトは520 haの規模があり、ディンブーカットハイ経済区に属するカットハイエリアの第1工業団地に位置する。プロジェクトの目的は国内水路コンテナと繋がるハイフォン国際港における工業団地のインフラを建設することである。計画では、補償活動や敷地の立ち退き活動をした後に2018年以降、プロジェクトの投資家が土地を借り入れることが可能となる。
6.Texhong Hai Ha工業団地のインフラを建設するプロジェクト第1期(Texhong Hai Ha Viet Nam有限会社)、2014年4月に投資ライセンスを供与され、登録資本額は4.520兆ドン、2.15億ドルに相当。プロジェクトの目的は同期的で集中的な工業団地、および、モダンで環境にやさしいインフラや投資家の需要に充分に対応できるインフラを建設すること。
7.Onehub Saigonコンプレックスプロジェクト(Ascendas Saigon Bund有限会社)、2014年9月に投資ライセンスを供与され、投資資本額は2.856兆ドンであり、1.3億ドルに相当。このプロジェクトはホーチミン市ハイテク工業団地区に投資され、市場の需要によって7年間で3つの期間に分けられる。
8.ナムティエンフォン港およびナムティエンフォン工業団地区のインフラ建設プロジェクト(ティエンフォン工業団地株式会社):2014年12月に投資ライセンスを供与され、登録資本額は2.687兆ドンであり、1.28億ドルに相当。プロジェクトの面積は487 ha
(www.khucongnghiep.com.vn2015年3月3日)