4月1日、HD Bank(ホーチミン市住宅開発株式商業銀行)は日本の株式会社クレディセゾンと戦略的な提携計画を実施するため、クレディセゾンへHD Bankの子会社であるHDファイナンス(HD Finance)の資本の一部売却を発表した。HD BankがHD Financeの資本の50%を引き続き保有し、49%をクレディセゾンへ譲渡し、残りの1%はホーチミン市証券株式会社が保有する。HD FinanceはHD SAISONファイナンス有限会社(HD SAISON Finance)へ改称される。
クレディセゾンはクレジットカードを発行する日本最大組織であり、日本の商業施設、スーパーおよびコンビニエンスストアなどの小売業と密接な関係にある。クレディセゾンは「Eikyufumetsu.com」カードで買い物するオンラインショッピングサイトを運営し、売上高は1,000万ドルである。
クレディセゾンファイナンスグループは中国、シンガポールおよびベトナムで事務所を設立している。
HD Bankは2013年10月にベトナムのフランス系外資100%の金融会社ソシエテ・ジェネラル・ベト・ファイナンス(SGVF)を完全買収し、HD Financeへ改称している。
(vneconomy.vn 2015年4月1日)