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ベトナムにスクラップを輸入する際のデポジットについて

15050601 6月15日から、スクラップの管理に関する議定38/2015/NĐ-CP(2015年4月24日発行)が有効となる。議定に基づき、生産材料としてスクラップを直接輸入する組織・個人は、製品ロットの総価値額の20%をデポジットすることで、製品ロットが原因で環境汚染発生リスクや他リスクに対応する責任を持つことが求められる。

 鉄、鉄鋼のスクラップの輸入量が千トンからそれ以上の場合、製品ロット総価値の20%をデポジットしなければならない。紙およびプラスチックのスクラップの輸入量が500トンからそれ以上の場合も、企業や個人は製品ロット総価値の20%をデポジットしなければならない。一方、500トン未満を輸入する場合、鉄、鉄鋼のスクラップに対するデポジット金は15%;紙・プラスチックのスクラップに対するデポジットは18%である。

 規則に基づき、スクラップの輸入組織・個人はベトナム環境保護基金、または口座を開いた商業銀行でデポジットすることとなる。

 デポジットの実施のほかに、生産材料としてスクラップを輸入する組織・個人はスクラップの倉庫、保留場の条件を満たすことが必要となる。

(kinhdoanh.vnexpress.net2015年5月5日)

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