ベトテルグループが10月に4Gの通信技術を試験的に導入すると、ベトテルグループ総務副部長のドー・ミン・フォン(Do Minh Phuong)が述べた。
彼は加えて、ベトテルが遅くとも来年の第1四半期には、4G専用の基地局を1万2000局設立する計画があると述べた。
4Gネットワークはまず村から始まり、次に区、省、中央直属都市と続いてサービスを提供する。
しかしながら、ベトテル利用者は4Gのサービスを使用する際にSIMカードを変える必要があり、一方で電話番号は変わらずに済む。
ベトテルの副長であるレ・ダン・ドゥン(Le Dang Dung)は今年度のベトテルの4Gサービスのライセンスを保証するよう情報通信省に提案を行い、公式的に2016年の初めより提案は実行される。
ベトテルが今回提案を進めたのは、ベトナムが他のASEAN諸国よりもすでに4Gの通信技術を提供することにおいて遅れており、そして試験時間を延長することでベトナムの4G導入が遅れるためである。
ベトテルグループはラオスとカンボジアでも同様に4Gの通信技術を試験導入している。
4Gにかかるコストは3Gの時と同様ではあり、また4Gの価格と3Gの価格が等しくても、接続サービス会社は利益を期待していると、アイ・シー・ティーニュース ベトナム(ictnews.vn)がクアルコムベトナムの総務部長であるソーロー・フオン・ナム(Thoreau Phuong Nam)の言葉を引用した。
ボストン・コンサルティング・グループによると、4G LTE(Long Term Evolution)データ転送速度は2Gと比較して1万2000倍速く、一方で費用は99%小さくなる。
ベトテルは今年度末に2万3000の基地局に投資する計画があり、内訳として3Gの基地局が8000局、2Gの基地局が3000局、4Gの基地局が12000局で構成される。
2015年度末までにベトテルグループは90000局の基地局に基づくネットワークを保有する。
http://en.vietnamplus.vn/viettel-to-pilot-4g-technology-in-rural-areas-next-month/81252.vnp (150907)