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2016年から2020年までのODA 運用の方針が発表される

2016年から2020年の間、対ベトナムの政府開発援助(ODA)および優先的貸付けの運用方法が発表されました。なお、2011年から2015年のODAは、社会経済開発計画で設定した目標を達成促進に使用されていました。

2016-2020計画は、一年前にベトナムが「中所得国家」の仲間入りを果たしたことが考慮されています。それに基づき、ODAの外国スポンサーおよび融資元との関係性を現状の「支援関係」から「協調関係」にシフトしていくことが期待されています。

内閣総理大臣は、「社会経済開発目標」促進を目的として、ODAおよび譲許的融資貸付けを効果的に運用していくと政策方針を打ち出しました。党と国家は外国の援助や融資の重要性を認識している一方で、内部リソースこそが、開発目標を達成するための最良の方法であるとも主張しています。

ODAと優遇融資の合計約22億USドル(2011-2015)は未だ拠出されておらず、今後は予定通り、これらの仕上げに焦点が当てられます。

省庁、セクターや地方からの事前報告によると、2016-2020のためのODAや優遇ローンの必要総額は、約395億ドルと規模が非常に大きいとされています。その内のほとんどは、輸送、都市開発、農業、農村開発、環境、教育、訓練、医療、科学技術が占めています。

2016年から2020年までのODAと優遇融資は25〜30億ドルであると予想され、過去5年間(2010年-2015年)と比べて14%増となっています。

予定されているプログラムやプロジェクトの大半はすでに開始済みであり、それに対応する財源はすでに整備されている状況です。このことから、2016年から2020年までのODAと優遇融資の運用は現時点で実現可能な状態であると考えられます。

2月22日(http://en.vietnamplus.vn/oda-attraction-use-directions-issued-for-20162020/89157.vnp)

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