9月24日ハノイで開催された情報通信技術サミットの中で、今後ベトナム政府は国家的な戦略としてIT産業の底上げを行う政策を検討中である事が首相の口から公表された。
「デジタル革命」をテーマとした同サミットには、国内外から約500名もの関係者が参加をしており、その中にはIBMやMicrosoft, Intel, Toshiba、Samsungといった一流企業の名前も見られる。
ベトナムは電子政府の発展度合い(e-government development)において、昨年の193ヵ国中89位から今年度は10位にまでランキングを上げており、着々と実力をつけてきている。
政府はベトナムを世界のソフトウェア事業の中心的な位置づけまで昇華させたいと考えており、そのために今後は国家的な競争力を向上させるための政策を検討していくとしている。
その一環として、主要都市にITに特化したスマートシティを建設し、IT産業の発展の要として機能させる計画も議題に上がっているという。
日付:2016年9月26日 (http://vietnamnews.vn/society/343386/vn-will-be-info-tech-power-pm.html#lo4w7wb5GAwAFjbD.97)