皆さんはじめまして。AGSインターン生の新井と申します。
現在、私は日系飲食店出店の戦略立案を目指し、市場調査を行なっております。
そこで誠に勝手ながら、この場をお借りして、戦略立案や調査をしていく中で気づいたことや感じたことを超主観的な視点から記していきたいと思います。
ということで、今回は今週1週間かけて行なった「ベトナム系日本料理店の調査」について書いていきます。
その前にまず、そもそもなぜこの調査を行なったのかというと、「今ベトナムで成功している日系飲食店or日本料理店の成功要因を探ることで、それを出店戦略に活かせるのでは?」と考えたからです。
事前のネットサーフィンで、ベトナムで成功している日系飲食店orベトナム系日本料理店は、大きく2タイプに分けることができるとわかりました。
その2つのタイプは、メニュー・味・サービスなどの面で「日本のスタイルを維持している店」と「ベトナムに合わせてスタイルを変化させている店」です。
前者の客層は、ほとんどが日本人や観光客、外国人の店が多いです(もともとその客層を狙って出店したのかどうかは甚だ疑問ですが…、結果的にそうなっているのが現状です)。
後者の客層は、店にもよりますが、[日本人+観光客+外国人]:[ベトナム人]=3:7くらいの割合です。
このようなデータを目の前にして、あなたならどちらのタイプで出店しようと考えますか?
おそらく、後者でしょう。私もそう考えています。成長著しいベトナムにわざわざ出店するにもかかわらず、ベトナム外から来る人間をメインターゲットにしていては本末転倒です。
ということで、調査対象を「ベトナムのスタイルを取り入れて成功している日系飲食店or日本料理店」としました。
そこで、その条件にマッチする企業を探すと…、ありました。ベトナム系の寿司屋A社(実名は伏せさせていただきます)。
A社は、ホーチミン市内で5店舗以上を展開している人気店。このA社を調査対象に決定し、実際に足を運び、調査しました。
前置きが非常に長くなりました。申し訳ありません。
いよいよ実際の調査の内容と結果、その中での気づきについて記していこうと思いますが、前置きが長すぎたため文字数が足りなくなってしまいました…。
この続きは来週の「ホーチミンへ飲食店出店への歩み~part2~」でじっくり書いていきます。
AGSでは進出前の各種調査から、現地法人・駐在事務所の設立、進出後の会計・税務・監査・労務・法務等までベトナムビジネスにおけるトータルサポートを行っております。
飲食関連、またはその他の業界でベトナムに進出をお考えの皆様、AGSにお気軽にご相談ください。