AGS のホームページをご覧の皆様、こんにちは。
AGSセールスインターンの中原です。
今回はベトナムの中秋節( Tết Trung Thu )について書きたいと思います。
ベトナムでは旧暦の8月15日が中秋節なので今年は2015年9月27日にテトチュントゥー(Tet Trung Thu) と呼ばれる中秋節があります。ホーチミン市内ではあちらこちらでベトナムの中秋節に向けて提灯や飾りが売られ盛り上がってきました。中秋節の名物と言えば、月餅ですよね。ベトナムではこの時期、路上に様々な種類の月餅が売られています。ベトナムでは月餅をお世話になった人や家族に贈る風習があります。ベトナムの月餅はとても独特です。日本人にはとてもハードルの高い食べ物です。その理由はなんと言っても多種多様な月餅の味でしょう。見た目は美味しいそうなのですが、なんと中身が餃子やドリアン、ひき肉などが入ったおかず風のものまであります。中秋節はお月見を意味するものなのでだいたいの月餅には卵の黄身を塩漬けにしたものが入っています。大きさも一つが大きく中身がぎっしり詰まっているので一つ食べたらお腹いっぱいになります。値段も様々ですが一つ10万ドン前後もするので高級な食べ物ですね。この月餅の味にびっくりされる日本人の方も多いと思いますが最近では、高級ホテルなどでは日本人も食べられるように緑豆や黒ゴマ味なども販売されています。私が聞いた話によるとベトナム人でもこの独特な月餅が苦手な人も多いそうです。日本で売っている月餅はとてもおいしいですよね。ベトナム人はおかず系のものだけではなく甘い物もとても好きなので日本の美味しい月餅をベトナムで販売したらとても流行ると思います。
ベトナムでは中秋節は子供の為の祭りと見なされていて中秋節にはランタンを持った子供たちの姿が目立ちます。ランタンも種類が豊富でぷーさんの柄やピカチュウ、ドラえもんなどがあり子供がそれも持って歩いているととても可愛いです。そしてもう一つのみどころが子供たちによる獅子舞です。これは、アマチュアの子どもチームと訓練されたプロの両方が獅子舞を披露します。獅子舞のグループは路上で踊り、家を訪れては踊ってもいいか尋ね、もし許可があれば、獅子が家の中に入って踊り、家のために幸運を祈り家主は感謝を込めて、ご祝儀の金銭を渡すと言う風習があるそうです。中秋節は子供たちも多く普段のベトナムより、一段と賑やかになります。
皆様もベトナムの中秋節をぜひ楽しんでみてはいかかがですか。
ベトナム視察や進出にご興味をお持ちの場合はには、是非弊社までご連絡下さい。