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ベトナムアイドル事情について

皆さん、こんにちは。AGSビジネスマッチング部の織田です。

日本では年末年始に向けて、慌しい日々を送られている頃でしょうか。

今年1年を振り返ってみると、初めての海外勤務、ベトナムでの生活など、とても刺激のある1年でしたが、温かいスタッフや友人に恵まれ、何とかやってこれました。来年度も気持ちを新たに頑張っていきたいと思います。

さて、先日ベトナムではAKBの姉妹グループとしてSGO48が結成されました。

同グループはAKB48の運営会社である株式会社AKS(東京都千代田区)と日系企業の海外事業支援を手掛ける株式会社ジオブレイン(東京都品川区)、地場総合メディア大手のイエーワンの3社による合弁会社「YAGエンターテインメント」によって運営されています。

ベトナム全国で公募によるオーディションを実施し、ベトナム人28名、日本人1名の計29名が第1期生として誕生しました。商業施設でイベントを行い、1,500人が集まったりと盛り上がりを見せているようです。

左写真 右写真
(出所:左:AKS、右:VIETJO)

日本ではアイドルは一つのビジネスとして成り立っており、音楽、写真集、ライブ、コマーシャル等、様々なビジネスに派生しています。

ベトナムにおいて、アイドルという存在がどのようなものか調査してみました。

① そもそもベトナムにアイドルがいるのか?

ベトナムにもアイドルは存在します。スタッフにヒアリングした、国内で有名なアイドルをいくつか紹介します。

・MONSTAR~5組の男性グループ、歌唱メイン。

・Lip B~4人組の女性グループ、歌唱メイン。

どのアイドルも韓国系の特色が強く、歌の他、ファッション性やダンスなどが注目されているようです。

② どういったビジネスが成り立っているのか?

ベトナムのアイドルはイベントを中心に活動しているようです。

CDや写真集も販売されていますが、ベトナムでは著作権などの規制が日本と比べてゆるいため、販売してもすぐに模倣品が出回ったり、ネット上で視聴できたりするため、売れないとのこと。

ダンスや発声法などの養成学校も存在しているようですが、月謝が高くまだまだ富裕層向けであるようです。法規制の問題もあり、未成熟な分野であるように感じます。

今後、SGO48を皮切りにアイドルブームが到来すれば、様々なビジネスチャンスがあるのかもしれません。

それでは、これにて失礼いたします。皆さま良いお年を!

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