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大型スーパーグループ日本のリンゴ輸入

ハノイ‐高品質なリンゴを求める国内の消費者の需要に応えベトナムで販売するために、BRGグループのIntimexが公式に日本の青森へリンゴを受注した。

2016年の旬に収穫された新鮮な青森のリンゴが、Intimexによって直接ベトナムに輸入された。リンゴの第1陣は先週ハイフォン(Hải Phòng)港に到着し、Big Cやユニマートなど全てのIntimexの店舗で販売されている。

2015年末にベトナム政府が公式に日本からのリンゴの輸入を認可して以降、こうした新鮮で美味しい日本のリンゴが初めてベトナムへ直接輸入された、と日曜日にハノイで開かれた到着式典で弘前市長の葛西憲之氏は語った。

青森は日本で最も有名なリンゴの産地であり、日本全体でのリンゴの生産量の50%を供給している。青森の農家は非常にきめ細かな技術をもってリンゴを育てている。例えば、まだ木に生っている実を丁寧に包み、大きな実に栄養を送るため小さな花や実は剪定し、最高の色を出すために反射鏡を用いる、などである。

リンゴは色、大きさ、甘さ、酸味や完熟度合いなどの厳しい基準によって評価・分類され、選別される。最高品質のリンゴを決めるためには、土壌や防虫剤の残滓、更には放射能の分析結果までが、全てのリンゴに対してそれぞれ注意深く検査される。

日本のリンゴ農園・リンゴ農家を知ってから、BRGグループの会長であるグエン・ティ・ガ氏はIntimexと共に青森当局とおよそ2年に亘る調整を続けてきた。このリンゴは、Intimexの厳しい市場基準で、高品質な作物を輸入する戦略の下で輸入された最初の商品である。この戦略はIntimexにとって国内の競争で有利に働くことを狙って導入した、とガ氏は話す。

この新鮮なリンゴの輸入方針は、今後ますます高い品質の製品を求めていく消費者に応えなければならない国内の小売業において、競争の強みになる、とガ氏は付け加える。

また、BRGグループは日本のパートナーと共に青森のリンゴ農家をベトナムへ勧誘する活動も展開してきた。更に、住友グループと提携し、国内・海外双方の市場の需要に応えるハイテク農業の導入も計画している。

日付: 2016年12月20日 (http://vietnamnews.vn/economy/348268/intimex-imports-top-japan-apples.html#wYDjZ2S5U2sddVXK.97)

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