4月から、新卒採用で弊社のビジネスマッチング部に着任しました三木 海周(ミキ カイシュウ)と申します。
本日よりブログを担当する事になりました。
現地の生活を通じて、ベトナム生活で気になった事や発見した事などをテーマにブログを書かせていただきます。今後ともよろしくお願いします。
記念すべき第一回目は「ベトナムのタクシー事情」について紹介させていただきます。
皆さま、空港に着きオフィスや滞在先に向かう際、まずタクシーを利用されると思います。
ベトナムでは、普段の生活でも日本と比べ格安で乗車できるため、車やバイクを所有しない限り一番の公共交通機関です。
下記は、ホーチミン市における代表的なタクシー会社です。
白い車体に緑と赤のラインが目印のビナサンタクシー
緑の車体のマイリンタクシー
料金は東京の場合、東京駅から新宿駅(約8km)までが約3,300円に対し、
ホーチミン市の場合は、タンソンニャット国際空港からホーチミン市中心街(約8km)まで約600円(約12万ドン)です。
1円=213ドン(2018年4月5日現在)で計算。
こんなにも便利で安いタクシーですが、私を含めベトナムに赴任直後の外国人は、目的地を伝えることに戸惑うかもしれません。
先日、私もフットサル場までタクシーで行こうとタクシーに乗った際に、拙いベトナム語で住所を伝えましたがなかなか上手く伝わらず、目的地周辺でグルグルとしてしまい無駄にタクシー代を100円程度余分に取られてしまいました。(ベトナムで100円あれば朝食を食べられます。)
この話を部署の日本人にしたところ、ベトナム語は声調が6音あり、日本人には発音が難しい、更に地図を見せてもベトナム人は地図が読めない為、文字で住所を見せるのが一番正確で早いとのことでした。
ベトナムの声調 6声
日本では住所を見ても正確にどこかはわかりません。しかしベトナムの住所は規則を覚えれば日本人でも理解できるようになります。
ベトナムの番地は南に向かって左が奇数、右が偶数で南から北に行くにつれ数が増えます。
これを知っているタクシー運転手は地図が読めなくとも、住所を文字で見れば辿り着けます。
ちなみにベトナムの住所は
番地 道路名 (エリア) 区 市 ※ エリアはない場合もあります
例 38 Phan Boi Chau, P. Ben Thanh, Dist.1, Hochiminh City
という表記です。
またベトナムでは大抵の建物の道路に面した壁に住所表記があります。
この規則性と住所の見方を覚えれば道に迷うことなく目的地に安心して行くことができます。
皆さまも是非これを参考に街を散策されてみてはいかがでしょうか。
それではまた次回もよろしくお願いします。
※写真は同社ホームページより引用