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【AGS 法務部ブログ】 ホテルでの隔離生活体験記~隔離期間編~

皆様、 こんにちは! AGS ハノイ 法務部の小川です。

ハノイでは厳しい社会隔離措置が続いており、弊社も在宅勤務となってから 3 週間が経過しました。
渡航時に経験したホテルでの隔離生活と比べれば、スーパーに行けたり、好きなものを作って食べられたりするので、 そこまで苦痛には感じませんが、 公共交通機関がストップしていて遠出が出来ないので、早く緩和されることを祈っています。


さて今回は前回に引き続き、 今年 4 月上旬頃、 ハノイ入国時に経験したホテルで隔離期間について書きたいと思います。
※現在の状況と は異なる 可能性がある ため、 最新の情報については各担当窓口にお問い合わせく ださい。


1. ホテルの予約ついて

私が滞在したのは「Muong Thanh Grand Xa La」という 都心部から少し離れたところにある ハドン区に所在するホテルでした。
日系旅行会社等に手配を依頼することも出来ますが、直接ホテルに問い合わせて予約をすることも出来ます。その場合メールで英語のやりとりとなりますが、外国人相手だと
(本当は空いているのに)、シングル部屋が空いてないからという理由で高い部屋で予約させられたりすることもあるので、怪しいなと感じたら会社のベトナム人スタッフ等に代わってもらった方がいいかと思います(実際に私もふっかけられそうになりました・・ ・ )

隔離用ホテルは複数あり、以下在ベトナム日本国大使館 HP 記載の各旅行会社に問い合わせることでお見積もりをいただくことが出来ます。
https://www.vn.emb-japan.go.jp/itpr_ja/20200731nyuukoku.html

2.ホテルの設備について

30 ㎡のツインルームで、最低限の設備、アメニティは揃っていました。
(テレビ、冷蔵庫、簡易ドライヤー、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯磨きセット、タオル、ティッシュ、スリッパ、ウォーターサーバー等)
大きな窓があり開放的なのはよかったのですが、 長期間一歩も外に出られないのは想像以上のストレスだったため、予算に余裕があればバルコニー付きのホテルを選ぶのもおすすめです。

Capture













(出所:筆者)

3.提供される食事について

1 3 食、決まった時間にお部屋の前に設置された台に届けられ、ベルを鳴らされます。
ホテルによってはいくつかのメニューから選べるところもあるようですが、私が滞在したホテルでは選択肢がなく、基本的にはベトナム風の味付けのものでした
(別料金となりますがルームサービスメニューもあり、その中から注文することも出来ます)

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Capture 2






















(出所:筆者)

元々母がフィリピン人で東南アジア風な味付けに慣れていたとうこともあり、 全部美味しくいただけたのですが、 揚げ物や炒めもの等油っこいものが多く、消化不良からか 2 週目に入った頃に謎の腹痛に襲われ、 2 日間くらいまともに食べられない時期が続いたので、 もったいないからと無理して食べるのは良くないと学びました。
こちらのホテルでは外部からの差し入れにも対応していないため、 火を使わずにさっぱり食べられるインスタント食品があれば日本から持っていくといいかもしれません。


4. その他サービスについて

掃除、シーツ交換のサービスはありませんが、洗濯は有料で対応してもらえます。 私はウェットティッシュ、ファブリーズ等簡単に掃除出来るもの、旅行用ランドリーセットを持っていき、自分で対応出来る ように用意しました。
またフリー
Wifi もついており携帯電話も使用出来るので、ストリーミングデバイスを持っていれば、テレビで YoutubeNetflix 等を観ることも出来ます。隔離期間中にやるべき仕事がない場合は時間を持て余すことになるので、時間をつぶせるツールはいくらあってもいいと思います。

5 . チェックアウトについて

隔離期間中 2 PCR 検査を受けますが、どちらも陰性であることが証明されたら予定通りチェックアウトすることが出来ます。 この際に PCR 検査代と帰りの送迎費用を現金で支払う必要があるので注意が必要です。
チェックアウトをしてから は、そのまま自由に行動出来るわけではなく、ホテルの所在区から移動先
(私の場合は居住予定のアパート )の区へ、保健局の担当者立ち会いのもと引き渡しを行う必要があります。 引き渡しと は言っても 、特に日本人が何かするということ はないのですが、移動先の住所が間違っている等のトラブルが発生する可能性もあるので、日本にいる間にベトナム用の SIM カードを購入し、外でも携帯電話を利用できるようにしておいた方が安心です(私は Amazon Mobifone SIM カードを購入していきました)

以上、 2 回にわたりハノイ渡航における隔離生活についての情報をお届けしました。

異国の地+コロナ禍ということでイレギュラーなことが発生する 場合もありますが、そのような状況でも楽しめる人がベトナムには多い気がします。

次回以降、 ベトナムの生活だけではなく、弊社が専門とする法務、労務、投資環境等についてもお役に立つような情報を更新していきますので、またご覧いただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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