2007年11月の世界貿易機関WTO加盟の規約に基づき、加盟から8年後の今年、外国投資家がベトナムで外資100%のレストラン、カフェ、ホテルを展開することが可能となった。
WTO加盟の規約に基づき、流通サービス分野においてベトナムへ投資する外資100%の直接投資家(FDI)は段階的に順守することが定められる。2007年1月から外資49%上限でベトナムパートナーとの合弁会社の設立は認められており、2008年1月以降は外資率無制限で合弁会社の設立が可能となっていた。2009年1月からは小売分野において外資100%の企業が設立可能となっている。2015年1月以降、海外投資家(FDI)は飲食店をホテルの中に組み込むことが必要ではなくなり、別々での展開が可能となった。
この変化によって、投資家にもたらされた恩恵は二つある。
①100%外資のレストラン、カフェ、ホテルを営業が可能になったこと。
②ベトナムにおけるレストラン、カフェ、ホテルのフランチャイズ店舗の買収が可能になったこと。
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