5月23日、アメリカ大統領のオバマ氏が訪越し、アメリカの重工業企業であるGE(ゼネラル・エレクトリック)とベトナム政府と手を取り合い、再生可能エネルギーの開発を進めていくことを約束した。調印はベトナム国家主席のTran Dai Quangとアメリカ大統領のBarack Obamaが同席する中で行われた。
2025年までに風力発電機が完成する予定で、このプロジェクトが成功すれば1,000メガワットの電力を創出する事が可能になる。これは、ベトナムの1.8万世帯分の電力に相当する。
エネルギー総局の局長を務めるDang Huy Cuong氏は「経済だけでなく社会を発展させるためには、エネルギー問題に対処する必要がある。そのため、再生可能エネルギーは最優先事項である。」という。GEが所有する発電機の総容量は合計で370ギガワットにもおよび、名実ともに世界最大の重工業企業である。
この計画以前に、GEはメコンデルタに位置するBac Lieu省にすでに第一の風力発電所を建設している。この発電所は62の風力タービンを有しており、最大で99メガワットの電気をベトナムに供給しているそうだ。
日付:2016年5月24日 (http://tuoitre.vn/tin/kinh-te/20160523/ge-ky-ket-phat-trien-1000-mw-dien-gio-tai-viet-nam/1105984.html)