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ベトナム航空事情について

皆様、新年明けましておめでとうございます。

AGSビジネスマッチング部の織田です。

日本は平成最後の年越しということもあり、盛り上がりを見せたのではないでしょうか。

皆様方にとって良き一年となりますよう心より申し上げます。

さて、現在ベトナム南部では新国際空港「ロンタイン国際空港」の建設計画が発表されています。今回はベトナムにおける航空事情について話していきたいと思います。

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ロンタイン国際空港完成予想図(出所:VIETNAM LIFESTYLE)

○ベトナムの空港は何箇所あるの?

観光地としても注目を集め、観光業の成長率世界6位のベトナムですが、国内に空港は23箇所(内、国際線11箇所)存在します。

有名どころでいえば、北部ノイバイ国際空港、南部タンソンニャット国際空港でしょうか。

ちなみに、日本の主要な空港は80箇所以上。

同程度の面積を持ち、南北に伸びているベトナムも成長に伴い、どんどん増設されていくのではないでしょうか。

○ベトナム航空会社について

ベトナムにおける主要な航空会社は以下の3つです。

航空会社名 概要
ベトナム航空 ・1993年、国営航空会社として正式に設立。

・2016年、国際的な航空会社及び空港の格付け

機関であるスカイトラックス社より4スター

エアライン認定を受ける。
ジェットスター・

パシフィック
・ベトナム初のLCC、2008年に設立。

・航空ミッションは「いつでも低運賃」

・ベトナム航空が70%出資。
ベトジェットエア ・LCC最大手の会社。

・キャビンアテンダントがビキニを着用する「ビキニ

エア」として有名。(現在なし)

・同社タオ社長はベトナム人で唯一世界女性長者番付

にランクイン。


最近ベトナム情報サイト「ベトジョー」にてベトジェットエア社が事故多発で特別監視対象になったとニュースになりましたが、同社の場合、早めに予約すればホーチミン~大阪間(直行便)を往復2万6千円程度で購入できるのは魅力的です。

※金額はあくまで参考値です、購入時期や購入手段によって前後いたします。

○新空港建設建の経緯

現在、ベトナム南部の国際空港といえば、「タンソンニャット国際空港」です。

同空港は2,000万人規模の旅客に対応できる国際空港となっています。

しかし、現在ベトナムのインバウンド効果や、観光地として人気を集めていることから、空港利用者は、2020年には2,500万人、2030年には4,400万人を越えるのではといわれています。

タンソンニャット国際空港だけでは対応できなくなることから、ベトナム政府は2025年開港を目標に新空港の建設に動いています。

《ベトナム新空港概要》

建設場所:ドンナイ省ロンタイン地区

投資金額:160億USD(約1兆7800億円)

空港イメージ:ベトナムの国花「蓮の花(ロータス)」

空港の役割(案):国際線90%、国内線20%(ロンタイン国際空港)

国際線LCC10%、国内線80%(タンソンニャット国際空港)

完成すれば、ハブ空港としての機能が期待されている一方で、ベトナムでは現在でも商習慣として賄賂の文化が残っており、特に貨物の輸入手続きなど、賄賂によって利益を得ている団体や人も存在し、ハブ空港が完成することに対する反対勢力が出てくるのではとの見解もあります。※賄賂はベトナム国内で商習慣として残っていますが、犯罪行為です。

個人的には新空港が出来た場合、移動時間がかなりかかる(郊外のため)ので、タンソンニャット空港のままで良いのですが…。

今後の動向に注目していきたいと思います。

今回はこの辺で失礼いたします。

それでは、本年も宜しくお願いいたします。

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