ベトナムのジェマディプト港湾海運株式会社(証券コードGMD、ホーチミン市証券取引場HOSE)の株主総会は物流センターの建設事業の推進を可決した。
この事業ははハウザン省、チャウタイン区のSong Hau工業団地で行われ、建設規模は15ヘクタールである。投資総額は6,690億ドン(33.45億円)であり、そのうち、ジェマディプト(Gemadept)は51%の資本(17億円)を出資する。
ジェマディプトによると、この事業はジェマディプトのメコンデルタにおける物流のネットワークの開発戦略に属するものだという。
物流事業はジェマディプトの4つの主な経営事業の1つである。そのうち、物流および港湾開拓事業は企業の二つの核心事業である。そして、ジェマディプトの他の事業活動は植林および不動産である。
物流の面では、ジェマディプトは流通センター、空港港湾、海運運航、陸路運送、および、受け渡し代理店などの関連作業のすべてに展開している。そして、これらの事業は、倉庫サービスおよび流通を中心に投資開発してきた。
ジェマディプトはホーチミン市、ビンズオン省、ハノイ市やハイフォン市などに最大級の倉庫システムを開拓しており、面積合計は10万平方メートル以上である。特に、ジェマディプトのメイン保税地域はビンズオン省のDi An区やAn Thanh区の2つの倉庫システムであり、面積は約4万平方メートルである。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年5月20日)