近年、多くの中国人投資家がアメリカ不動産業界に対して積極的に投資をしているとニュース放送局のCNBCは報じた。
アジア協会とRosenコンサルティング社の調査によれば、中国経済の伸び悩みが投資家の目を国内からアメリカに向けさせた原因だという。
2015年の中国企業による投資金額の合計は223億米ドルとなっており、2014年と比べて23.3%も増加している事になる。2015年に中国企業と個人投資家が購入した不動産の合計金額は、家屋が286億米ドル、その他の不動産が85億米ドルとなっており、2025年には家屋が500億米ドル、その他の不動産が200億米ドルに達すること予想されている。
また、中国のアメリカへの投資金額は、2016年から2020年までに合計で約2,180億米ドルも投資されるといわれている。なお、この金額には土地開発に関する費用は含まれていないという。アメリカの不動産市場をビジネスチャンスとして考える中国企業は多く、今後は保険会社・研究開発会社・建設会社がアメリカへの投資を進めていくことが予想される。
日付:2016年5月20日 (http://vcci.com.vn/dong-von-trung-quoc-ao-ao-chay-vao-my)