2017年及び2018年上半期のベトナムにおける豚肉の輸入量はポーランドからの輸入が多く占めている。
税関総局によると、全国において上半期で19,581トンの豚肉が輸入されている。そのマーケットの中で、ポーランドからの輸入が多く占め、輸入数量は7,035トン、金額にすると800万USD以上であった。
ベトナムでは、月平均でポーランドから約1,200トンの豚肉を輸入しており、平均の値段は1Kg当たり26,500VND(1.15USD)である。
ポーランドの次に輸入量の多い国はスペインであり、上半期で4,460トンの豚肉が輸入され、金額は480万USDであった。
国際獣疫事務局(OIE)によると、ポーランドにおけるアフリカ豚コレラ(African Swine Fever ASF)の発生について報告されている。ポーランドでは5ヶ所の地域でアフリカ豚コレラが発見された。(Warminsko-mazurskie, Podkarpackie, Podlaskie, Mazowieckie, Lubelskie)
その為、農業農村開発省はポーランドやハンガリーから輸入する豚肉を9月20日から規制するという決定を下した。国際獣疫事務局(OIE)からアフリカ豚コレラが安全だという承認があれば、また輸入が開始される。
しかし、アフリカ豚コレラが発見された国から、9月20日以前に出荷された豚肉は輸入されているようである。勿論、アフリカ豚コレラは厳密に管理されている。
税関総局や国境ゲートでは、アフリカ豚コレラが発見された国から輸入されている商品について、道路や輸送手段、関係者等を対象に厳格な管理を徹底している。
税関総局の審査後、地方税関に届いた商品は承認を受けないと輸入手続きが進まず、また、保管することもできない。輸入元が不明の豚肉等の場合、手続きが保留され、関係者に報告されている。日付:2018年9月21日 (https://kinhdoanh.vnexpress.net/tin-tuc/hang-hoa/moi-thang-viet-nam-nhap-gan-1-200-tan-thit-lon-tu-ba-lan-3809929.html)