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【ブログ】ベトナムの消費者は何を求めるか―Part 1「健康」―



皆様、はじめまして。

現在AGSのビジネスマッチング部門でインターンをしております、佐伯裕人(さえきゆうと)と申します。

僭越ながら今回よりブログを書かせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。


今回はベトナムにおける「健康」について紹介いたします。



実は現在、ベトナムでは様々な角度から国内の健康意識を増進する施策が実行されています。

たとえば市民参加の活動

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2015年3月21日にベトナム歯科協会 (Viet Nam Odonto-Stomatology Association (VOSA))、世界歯科連盟(the World Dental Federation)、ユニリーバ( Unilever Viet Nam’s P/S)主催のイベントに6000人の学生や社会人が参加し、ホーチミン市内でのランニングを通して3月20日の世界口腔保健デーを祝福しました。


他にも

  • 子供の健康増進を支援するためのファンド設立
  • ベトナム現地企業の健康食品事業の展開
  • ベトナム政府による外資系ヘルスケア企業の進出奨励

など複数の切り口からベトナム社会に健康意識を高める施策を導入しています。人口の急激な増加に伴う急速な経済成長と工業化、所得格差から発生する低所得層の生活における衛生問題、高所得者層のラグジュアリー商品の消費などの傾向の中で、ベトナムにおいて「健康」や「ヘルスケア」などのワードは多くの場で見られます。



先日8月20~22日にホーチミン市で開催されたベトナムメディファーム展示会(VIETNAM MEDI-PHARM EXPO)に参加してきました。180以上の企業が参加しており、医薬商品と医療機器の2タイプの商品が展示されていました。とりわけ賑わっていたのは、日本や韓国企業が製造を手がける健康増進サプリメントや飲料を紹介していたブースで、ベトナムの現地スタッフの方が熱心にコミュニケーションを取っていました。医療機器などはきわめて高価な商品が並ぶ一方、ベトナムの人々が手に届く範囲の価格帯で、且つ健康を効率よく簡単に促進できる手段として、そのような食品や飲料に現地の関係者が殺到していたと推測できます。



私が過去に東南アジアを訪問した際には、東南アジアでは市場で野菜などの生産品を購入し、安価な食事を通して人々は健康を維持している、という印象を個人的には持っていましたが、今回の調査で新しいトレンドが生まれているような実感を抱きました。日本でも近年では国民の健康意識が高まっていますが、その傾向から健康づくりを提供する「タニタ食堂」や女性のヨガブームが一気に起こりました。


①   健康意識を高める様々な動きがベトナムで起こっていること

②   展示会で見た健康維持・促進の商品に人気があったこと

の2点を考えると、日本のような傾向がベトナムの地でも起こる機会は潜んでいるように考えます。


AGSでは進出前の各種調査から、現地法人・駐在事務所の設立、進出後の会計・税務・監査・労務・法務等までベトナムビジネスにおけるトータルサポートを行っております。


ヘルスケア関連でベトナムに進出をお考えの皆様、AGSにお気軽にご相談くださいませ。

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