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【ブログ】家より涼しい!?外が大好きなベトナム人

2017-05-12_113153
皆様こんにちは、AGS ホーチミン事務所の渡邊です。

ゴールデンウィークは、どちらで過ごされましたか?

こちらベトナムでも南部ベトナム開放記念日(本年は4月30日が日曜日のため、5月2日に振り替え)やメーデー(5月1日)があり、連休でした。

そんなベトナムでは、休日であろうとなかろうと、外で過ごす人が非常に多いように感じています。(写真は、平日の夜20:30頃に撮影したものです。)

日本ではあまり考えられませんが、夕方から夜にかけて公園や道端、川岸に多くの人が集まり、各々リラックスした時間を過ごしています。

おしゃべりを楽しんだり、公園で買ったり借りられる光竹とんぼのようなものや、シャボン玉、レンタルセグウェイなどで遊んだり、噴水などを背景に写真を撮ったり、食べたり飲んだりしています。

座る場所がなければ、直接地面に座ったり、シートを利用する人もいます。

そこで今回は、特に人々が集いやすい「公園」をテーマに、社内のベトナム人スタッフに、ヒアリング調査を行いました。

なぜ公園に集まるのか?

公園を選ぶのにはいくつか理由があるようですが、一つは、「家より涼しいから」

だそうです。木々が生い茂り、日影が出来、風通しもいいことで、涼しく過ごせるのではないでしょうか。実際私も、ベトナム人の方と公園に行く機会があったのですが、風も吹いてて、広々とした環境だったので非常にリラックスして過ごすことが出来ました。なお、家で扇風機をつけているだけの時よりもはるかに外の方が涼しいと日々感じております。

公園で何をするのか?

過ごし方は多岐に渡りますが、友人・パートナーとのおしゃべり、上記に述べたような様々な道具を利用した遊び、持ち運べる楽器の演奏、時には外国語のレッスンなども行われているそうです。

誰が多く公園に集まるのか?

公園は誰でも入ることの出来る場所なので、当然様々な年齢の人がいます。ただ、その中でも群を抜いて多いのは「学生」だそうです。

公園はお金が掛からず、友達と過ごせる、人気の場所なのだそうです。

また、年齢が上がり、働くようになると、公園よりも、カフェやレストランなどを選択するようにもなるそうです。

どのような公園を選ぶか?

自宅からの距離と、公園周辺でおいしい食べ物や飲み物を購入することができるか、が非常に重要な点だそうです。実際、ホーチミン市内の、ある公園の近くにデパートが立ち、公園の利用者が増加したという話も伺いました。

夜遅くまで外にいる印象が強いベトナムですが、日本のように補導されたりはしないのでしょうか?

公園にいる人は、22:00を過ぎると、年齢に関係なく公安から注意を受けるそうです。

また、公園であれば21:00頃、消灯されるそうなので、実際には21:00頃、解散することが一般的のようです。

最近、ホーチミンでは「歩道を守ろうキャンペーン」という方針の下、歩道や公園の整備が進められています。その一環で、公園も公園としての姿を取り戻すことを目的に整備が進められ、公園内にある移動式のお店などの存在感が薄くなっているとも伺いました。

経済成長の中で、日々街並みなどの変化が多いベトナム。このキャンペーンは、外で過ごす文化にどう影響をもたらすのか、注意深く見ていきたいと思います。

本日は以上になります。

お読み頂きまして、有難うございました。

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