皆様こんにちは、AGSホーチミン事務所の渡邊です。
私の席の隣のベトナム人のスタッフは、「料理は作らないけれど、ヨーグルトは作る」と公言していて、本当に毎日お昼ごはんやおやつにヨーグルトを食べています。
そのスタッフの作るヨーグルトはまろやかで本当に美味しいと思うのですが、彼女の食べ方には驚きを隠せません。
というのも、彼女はヨーグルトをオートミールと一緒にお昼に食べるのですが、その際、韓国海苔を振りかけて食べるのです。韓国海苔だけではありません。先日私が日本から持ってきた梅干のおやつを渡したところ、「すっぱいね」といいながら、ヨーグルトの中に入れて一緒に食べてしまったのです。
衝撃的なヨーグルトの食べ方を紹介しましたが、最近ハノイでは、「ヨーグルトコーヒー」というヨーグルトの食べ方が流行っているという噂を耳にしました。
苦いコーヒーをすっぱいヨーグルトと食べる/飲む斬新なものですが、 美味しいのでしょうか？
そこで今回は、ホーチミンでの認知度を社内でヒアリング調査し、実際にヨーグルトコーヒーを飲んでみました。
ヨーグルトコーヒーとは、文字通り、ヨーグルトとコーヒーが混ざった飲み物です。
ヨーグルトコーヒーの認知度
ヨーグルトコーヒーを知っているか、10名に聞いたところ、10人中2人が、「知っている」または「聞いたことがある」と回答しました。
ホーチミンでの認知度は低いようです。また、この質問をした際には、顔をしかめて美味しくないのではないか、と言う人が大半でした。
飲んでみました
ホーチミンで過ごしていると普段カフェでヨーグルトコーヒーはメニューで見かけません。
ですが、調べてみると販売しているカフェを見つけることができたので、購入し、試飲してみました。
(筆者撮影)
こちらが、ヨーグルトコーヒーです。下記感想となります。
感想
日本人の感想
＜筆者＞
・どうして混ぜてしまったのだろう・・・
＜弊社社員＞
・「微妙」という言葉に尽きる。
ベトナム人の感想(7人)
1人目ー微妙。
2人目ーおいしくない。
3人目ー飲みにくい。
4人目ーすっぱい。
5人目ーとってもおいしくない。
6人目ーおいしくない。コーヒーとヨーグルトは合わない。
7人目ーヨーグルトは大好きだけど、コーヒーとあわせてはいけない。
結論：2度目はないかもしれません。そして、ホーチミンでは流行っていないようです。
このような結果となってしまったのは、非常に残念でなりません。
できれば「ベトナム人にも日本人にも好評で、今後流行るのでは？」と書きたかったものです。
ただ、私達はデリバリーで完全に溶けて混ざったものを飲んだのですが、本来ヨーグルトコーヒーのヨーグルトは、フローズンヨーグルトの様になっているとの話もあります。よって、ヨーグルトコーヒーのおいしさを最大限楽しむことができなかったのかもしれない、とも考えられます。
また、「ベトナム ヨーグルトコーヒー」で検索をすると、高評価のコメントも見うけられます。よって、食べる状態と好みによってヨーグルトコーヒーに対する評価が分かれるのではないのかと考えています。いつか発祥の地、ハノイで再チャレンジできれば、と考えています。
お読みくださった皆様もベトナムに来た際には、是非挑戦していただければと思います。
ベトナムの乳製品(主に牛乳)事情に関心がある方は、是非下記ブログもご参照ください。
①【ブログ】牛乳文化の興り～ベトナムの一大産業になるまで～
②【ブログ】ベトナムの牛乳市場～乳製品メーカーから見るベトナムビジネス成功の鍵～
本日はこの辺で失礼致します。
