ハノイにあるGiang Vo展示場株式会社(VEFAC)は株式80％を戦略的なパートナービングループに売却し、残りの株で3月20日のIPO(株式公開)に上場する。
ハノイ証券取引所が公開したVEFAC株の引受株式によると、3月20日のIPOに投資家29名が参加し、引受株式は620,500株であり、公開売却株合計の近く4％を占める。それに対して、VEFACは戦略的なパートナー、ビングループに80％の株を売却する。
VEFACによると、ビングループは最大株主となってからVEFACの人材育成、財務能力の向上、経営管理、市場開発、およびVEFACのプロジェクト展開をサポートトする。昨年年末、ベトナム首相はビングループがVEFACの戦略的なパートナーとなることを可決した。
VEFACはハノイ市バーディン(Ba Dinh)区Giang Vo通り148番にあり、敷地の面積は約7ヘクタールである。ここ3年間、VEFACの税引き後利益は30～62億ドン(1,500～3,100万円)であり、売上高利益率は約1.6～9％である。
株式化後、VEFACの定款資本は1,666億ドン(8.33億円)から1兆6660億ドン(83.3億円)となる。ここから3年、VEFACは1,660億ドン(8.3億円)を利用し、展示会や見本市の経営活動に投資する。残り金額は国家展示見本市センターのプロジェクトに投資される。
IPOは3月20日、金曜日15時に行われ、株価は10,050ドン(約50円)から始まる。IPO後、国家はVEFAC株10％、戦略的な投資家は80％、労働者は0.24％を所有し、9,76％は公開競売される。
(kinhdoanh.vnexpress.net2015年3月18日)
